さまざまな国産の石材、色調や模様に特徴がある外国産の石材など、多数取りそろえております。
●国産の石材
●外国産の石材
1.きめ細かく優美な地肌美人
庵治石は、主な主成分(石英・長石・雲母)の一つ一つの結晶が小さいのが特徴で、「細粒花崗岩」という種類に入ります。
中でも細目は、惚れ惚れする地肌美人。細目は、小さな黒雲母の数が多いため、磨けば青黒く艶をおび、細かな紺がすりの様に見えます。しかも、硬い石にもかかわらず、ふわふわとしたなんとも優美なまだら模様が見える。これは「斑(ふ)が浮く」という現象で、庵治細目の最大の特徴です。
2.見た目は優美。でも中身は、超硬派
庵治石は、約8000万年前(白亜紀後期の花崗岩活動末期)に形成された、非常に硬く、新鮮な花崗岩です。
石英・長石・雲母などの結晶が小さく、その結晶が緻密なために、他の花崗岩と比べると職人泣かせといわれるほど硬く、その硬さは水晶と同等の硬度です。
3.水の浸透率が低い。つまり水を吸収しにくい
庵治石は、水の浸透率が極めて低いのも特徴です。
- <検証1> お墓の花立てに水を入れた場合
- ある中国産の花崗岩だと約30分、あるアメリカ産の花崗岩だと約1時間で水がしみてきますが、庵治石では何昼夜経っても水がしみてきません。
- <検証2> 水中へ岩石を24時間沈下させた場合の吸水率
- ● 庵治石/細目:0.19%、中目:0.20%
○ 外国産細目石:0.28%、本小松石:1.29%
4.変色が少なく、永遠の美人が自慢!
他の石だと3年も経つと赤黒く変色するものもありますが、良質の庵治石は、200年経っても変色しません。これは、黒雲母の中の鉄粉が極めて少ないためです。
また、青黒く、模様が細かく、磨けば艶がよく出るので、家紋や文字を刻んでも見やすく、よく映えます。
5.風化に強い、しっかりモノ
花崗岩は、石英・長石・雲母といった異なる膨張率をもつ結晶で構成されているため、結晶の間に隙間ができやすく風化しやすいのが一般的です。しかし、庵治石は、結晶の粒が小さいため、膨張や収縮による変動が少なく、風化に強いのも特徴です。
行書体
隷書体
草書体
楷書体
お墓に彫刻する文字は特に決まりはありません。○○家之墓・○○家が多いようです。
お墓に刻む文字の書体には、楷書体、隷書体、行書体、草書体などがありますが、永久に残るものですので、家名を彫刻するのが一般的です。
想い想い好きな言葉や花などを刻む人も増えています。墓石にはどんな文字でも彫ることが可能です。好きな書家のものや自分で書くこともできます。近頃では心・偲・愛など、一文字を彫られる方もおられます。